こんにちは！弊社は愛知県清須市に拠点を構え、名古屋市などの各地で消防設備・建築設備の消防点検や定期検査、防災に関するご相談などを請け負っている株式会社キムラ防災コンサルタントです。
消防設備点検に関する内容で必ず目にするのが、12条点検です。
そこで今回のコラムでは、消防設備点検にまつわる12条点検についてご紹介します。
12条点検とは
12条点検とは建築基準法によって定められている法定点検であり、建物を利用する人々の安全・安心を守るために非常に重要な点検です。
建物全てが対象になっているわけではなく、特定の条件に当てはまる建物のみが対象となります。
特に多くの人々が利用する図書館や病院、映画館、百貨店、事務所などの建物が対象になっています。
また、点検では建築設備や避難設備が正しく作動するか、建物自体が劣化していないかなどの確認を行うことが多いです。
防火設備の点検
12条点検の中で消防設備点検に深くかかわっているのが、防火設備の点検です。
防火設備とは、防火扉・防火シャッター・耐火クロススクリーン・ドレンチャーなどを指します。
防火設備はいざというときに作動しなければ意味がないため、熱感知や煙感知の機能が正常に作動するかを入念に確認します。
また、点検では目視だけでなく実際に機器を作動させたり、触診したりすることも多いです。
火災の際に防火設備の不具合によって被害が拡大する可能性もゼロではないので、防火設備の点検は非常に重要です。
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