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投稿日:2022年6月10日

蓄圧式消火器

こんにちは。今日は消火器の話しなのですが、この写真のようなゲージのついた消火器を見たことありますか?

普段余り気にならないと思いますが、最近設置されている消火器はこのゲージがついたものが主流です。

これを蓄圧式の消火器と言います。

本体に窒素ガスと薬剤が入っており、そのガスの押し出す力で薬剤を放出します。

そのガスの充填圧が正常かを見るためのゲージが付いているんです。

ちなみに写真の消火器は矢印が0近くになっています。これは中のガスが抜けてしまっていて正常に使えない若しくは使用済みの消火器です。

正常なものはこの矢印が緑の範囲内にあります、逆に写真のようなものはあってはダメです、即取り替え案件です。

皆様も一度ゲージを見て確認してみてください

因みにこのゲージの無いパターンもあります。

それは加圧式消火器と言いまして、本体の中に別の加圧ガスボンベが入ってまして、使用する時レバーを握ったらそのボンベの封版を破り一気に放出するタイプです。

このタイプは一度放出したら圧力無くなるまで止まりません、大体放出時間は10秒〜15秒くらい。

ですので中に別のボンベがあるのでゲージも無く、圧力を確認する必須が無いんですね

但しこのタイプは使用時に一気に圧力がかかるので本体がサビや劣化していたら非常に危険で破裂事故も起きています、ですので最近は徐々に減っています。

一方、蓄圧式は本体に空気が充填してあるのでもし破損していたら空気が漏れて使えなくなるだけです、写真のパターンですね。

なので比較的安全でしかも蓄圧式はレバーを握っている時だけ放射出来るのでいざ使う時コントロールもしやすいです。

ホームセンターに並んでるのはほぼこちらですよー、一度ゲージを覗いてみてくださいねー

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